代表取締役社長 加藤健介
フューチャー&ライフは、1990年「衣料品を通じて明日を楽しくする」という理念のもとに誕生しました。
気分が落ち込んだ時でも、お気に入りのシャツに袖を通すことで、少しだけ気分が晴れていく。
それが創業以来変わらぬ、私たちの役割です。お客様のニーズが多様化したとしても、創業の想いは引き継がれなくてはいけません。
昨今、気候変動への懸念、格差の拡がり、人種やジェンダーに関する問題等、課題はグローバル化し、判断次第では、人類の存続さえ危ぶまれる状況を生み出し兼ねません。
中でも私たちの仕事に直結するプラスチックゴミに関する問題は、急ピッチで対応が求められています。
しかし、嘆いているだけでは何も変わりません。
一つひとつ、目の前にあるやれることに取り組むことが大切です。禅語の日々是好日です。
過ぎてしまったことにいつまでもこだわったり、まだ来ぬ明日に期待したりしません。
目前の現実が喜びであろうと、悲しみであろうと、ただ今、この一瞬を精一杯に生きる。
その一瞬一瞬の積み重ねが一日であると。
社名のフューチャーは未来です。
未来は、今日、この一日の積み重ねで創られていくものです。もっと細分化すれば、目の前の、一秒、一分の積み重ねです。
では、この瞬間に何をすべきか。矛盾しているようにも聞こえますが、そこには未来の目標、会社でいう、中期、長期計画に向けた行動だと言えます。
昨年、3ヵ年計画で打ち出した、「心の裏側の接客」。
それを具体化するための ・聞く力 ・探る力 ・叶える力 を重ねて強化していきたいと思います。
皆さんに求めるからには、経営陣も努力をしなければいけません。
研修環境を整えるのは無論のこと、取締役だからといって本社の椅子に座ったままにはさせません。
視察を兼ねての臨店を積極的に行い、時には接客にも入らせます。現場の最前線を知らない、経営戦略室など必要ないと思っています。
目の前のお客様のために行う行動、それが私たちの未来を創ります。